2017年5月28日 礼拝 岡田順一牧師
「わたしをここへ遣わしたのは、あなたたちではなく、神です。」(創世記45:8)
①摂理の神。
ヨセフは憎まれ、殺されかかり、売られ、訴えられ、投獄され、人に忘れられました。しかしその苦難のすべての歩みの上に神の御手がありました。摂理の神とは人生の苦難の上にいます神のことです。迷路のような人生を神は安全に導かれます。
②力ある神。
ヨセフはエジプトで誘惑されましたが神は彼に誘惑に勝つ力を与えました。投獄され人に忘れられましたが神は彼に忍耐力を与えました。また神は過去の人の仕打ちを忘れる力をも彼に与えました。神は私たちにも必要な力を与えてくださいます。
③人生を支配する神。
「神が、わたしを全エジプトの主としてくださいました」(9)
ヨセフは自分が手にした支配権を神からのものと信じていました。その信仰の秘訣は「神が、わたしを」とありますように神と自分を常に結び合わせ、神を自分の人生の愛による支配者とすることです。「主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならない」(コリント一15:58)ことを信じましょう。