2017年2月19日 礼拝 岡田文美佳副牧師
「人間にできることはないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」(マルコによる福音書10:27)
①自分の欠け(足りなさ)を知る。
イエス様の元にやってきた一人の青年は優秀で誠実な人でした。律法に添って一生懸命自分を律して、正しく生きてきたつもりでした。しかし、彼にも欠けが、罪深さがあったのです。私もまた同じです。自らの欠け(足りなさ)を知ること、認めることは簡単なことではありませんがここから、救いの業が、神様の業が始まってゆきます。
②神の力を知る。
青年が去って行った現実を受け止めきれずに「では、だれが救われるのだろうか。」(26)と弟子たちは救いのハードルの高さに立ちすくんだことでしょう。しかし、イエス様は言われます。「神にはできる。」(27)と。
③神にお委ねする。
私たちは成し遂げてくださった十字架の救いの聖業を感謝し、受け入れ、そこに自らの弱さも欠けも、お委ねするだけです。