2018年8月12日 礼拝 岡田順一牧師
「ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」(ルカによる福音書8:8)
種を蒔く人のたとえから、百倍の実を結ぶ種である神の言葉の祝福の可能性を学び、その祝福にあずかる条件を学びましょう。
①神の言葉を中心におく人の結実。
「種は道端に落ち」(5)
神の言葉を心の片隅におく人です。その人は悪魔の誘惑に負けやすく神の言葉を捨てます。神の言葉を心の中心におく人は結実します。
②祈りによって神の言葉を聞く人の結実。
「種は石地に落ち」(6)
根がないので祝福が長続きしません。「根」とは祈りの生活です。「隠れたことを見ておられる…父が報いてくださる」(マタイ6:6)
③神を第一とする人の結実。
「種は茨の中に落ち」(7)
「茨」とは思い煩い、富、快楽です(14)。これらよりも神を第一とする時、神は思い煩いから解放し、必要を満たして下さいます(マタイ6:33)。
④善い心を持った人の結実。
「良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き」(15)
「神は…万事が益となるように共に働く」(ローマ8:28)
善いと益は同語です。善い心は神の最善を信じます。