2017年8月13日 礼拝 岡田順一牧師
「ヤコブの勇者の御手により それによって、イスラエルの石となり牧者となった。」(創世記49:24)
①神の祝福の伝達者となる祝福。
「お前たちの父イスラエルに耳を傾けよ」(2)
ヤコブは臨終に際して、神から与えられた名であるイスラエルとして遺言を残しました。それは自分の何かではなく、神から与えられた祝福を伝達することこそが祝福であるからです。
②祝福を得る秘訣。
ヤコブはヨセフを通して祝福を得る秘訣を残しました。
「泉のほとりの実を結ぶ」(22)
第一に泉である神から離れず信頼し続けました。
「枝は石垣を越えて伸びる」(22)
第二に自分だけでなく祝福の拡大を願いました。
「彼の弓はたるむことなく」(24)
第三に信仰の弓から祈りの矢を放ち続けたことです。
③キリストを証しする祝福。
ヤコブは神の祝福がヨセフに注がれることを通してヨセフが「イスラエルの石」「牧者」(24)「頭」(26)となったと告げました。これらはキリストを表す言葉です。さらにユダに対して「あなたを伏し拝む」と告げました(49:8)。ユダの子孫からダビデが生じ、そしてキリストに至るからです(マタイ1章)。